自己紹介

私は子供の頃から、神や死後の世界に関心を持っていましたが、親の影響で宗教を敬遠していました。社会に出てしばらく経った頃、書店で『シルバーバーチの霊訓』を見つけました。“霊訓”という言葉が気になり、なんとなく購入しました。しかし、一生懸命に読んでも、当時の私には聞きなれない言葉が多く、あまり理解することはできませんでした。それでも時々開いては読んでいました。

それから数年して、「霊界について知りたいと思いませんか?」と誘われ、ある宗教に通うようになりました。誘ってくれた方は、私が教えについて次々と質問したため、私が入信するものと期待をしていました。ところが学べば学ぶほど、その宗教の組織のあり方や金銭に対する姿勢に疑問がわき、とても入信する気持ちになれませんでした。そこで自分の思いをそのまま伝え、入信を断りました。

それを機に、私はもう一度『シルバーバーチの霊訓』をじっくり学んでみようと思いました。来る日も来る日も『シルバーバーチの霊訓』をめくり、くり返し読むことから始めました。そして数ヵ月後、私は以前学んだ宗教団体の教義が、ごく一部の人の利益のために真理をたくみに利用していることに気がつきました。

シルバーバーチが伝えてくれた霊的真理は、地球上のすべての人間の幸せを願う高級霊たちが、苦労してもたらしてくれた愛の結晶です。『シルバーバーチの霊訓』を通して、霊界の方々の広くて深い愛の思いがひしひしと伝わってきました。

霊界の高級霊団による最強の力が、この地球に働きかけています。そして一人ひとりの守護霊も、人間の霊的成長を願い、背後から導いてくれています。自分の歩みをふり返ってみると、確かにスピリチュアリズムと出会うように背後から導かれていたことを実感します。未熟な私を愛の思いで見守り、導き続けてくださった守護霊や霊界の方々の苦労を思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。私にとってこの地上人生で霊的真理に出会えたことは最大の喜びです。

私はシルバーバーチによって、さまざまな苦しみや困難に立ち向かっていくための真の知恵と勇気をもらいました。霊的真理という揺るぎない指針があれば、どんな苦難も乗り越えていくことができます。

私は今、希望をもって人生を歩めることの幸せをかみしめています。そして、霊界のよき道具を目指して、人々への奉仕人生を歩みたいと心から願っています。一人でも多くの方に、最高の真理を手渡していきたいと思っています。

(長澤 奄名)